Juvenile Long-toed Stint
Calidris subminuta

ヒバリシギ幼鳥 京都府宇治市 2005年8月
Nikon D70  + Nikkor ED500mmF4P  (撮影:"@stint"N.K.)

典型的なパターンの幼羽。
背面の模様に関して言えば、羽縁と軸班のコントラストが非常に明瞭のため、トウネンとは区別しやすいことが多い。
非常にはっきりと見える背面V字模様や、頭頂の赤いキャップ状の模様もポイントになる。
ヒバリシギはトウネンやニシトウネンと比較して幼羽のバリエーションはあまり多くない。コントラストの強い模様のため磨耗や褪色の影響を受けにくいのかもしれない。
(下へ続く)



英名のLong-toedの通り、他のStintと比較して指が長いのがよく判る。
初列風切先端の3列からの突出(primary projection)と尾羽からの突出(wing projection)が共に極端に少なく、初列風切が3列風切に覆われ、尾羽先端もそれらより僅かに出る程度でほぼ同位置に揃っているように見える。




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