1st-winter Red-necked Stint
Calidris ruficollis

トウネン 第1回冬羽  2014年12月
(撮影:"@stint"N.K.)

三番瀬の越冬個体。ヨーロッパトウネン2羽と共にトウネン数羽(第1回冬羽+成鳥冬羽)の小群で見られた。
左側の肩羽の多くは冬羽に換羽しているが、右側はかなり脱落している。雨覆、三列風切は摩耗した幼羽がはっきり残っている。

トウネンに限った事ではないが、冬期は他の季節よりも見た目の体型が変化して見える事が多く、注意が必要。
この個体は身体を丸く膨らませているためか、翼の保持位置が変化し初列風切先端が尾羽先端を超えているように見える。さらに不安定な海藻の上を歩き回る所を斜め上から見下ろす格好での観察という悪条件だったので、足の長さが判りにくく、同時に観察したヨーロッパトウネンとの識別さえ手間が掛かった。

 


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