1st-winter(?) : Red-necked Stint
Calidris ruficollis

トウネン第1回冬羽? 千葉県銚子市 1998年4月
(撮影:宇野寿洋)

撮影は4月末ということだが、にもかかわらずかなり灰色味の強い冬羽を残した個体である。
非常に微妙ではあるが、中雨覆が大雨覆に比べやや褐色味のある磨耗した羽で、軸班も羽の大きさに対しやや太く濃く見える。
確証はないが、 これらがもし磨耗した幼羽の一部が残っているのだとすると、第1回冬羽の個体ということになる(成鳥ならば雨覆全体がもっと均一な色調・磨耗度であることが多い)。第1回冬羽のうち大部分は越冬地に居残るとしても全ての個体ではないだろうし、春に成鳥と共に日本で見られる可能性は十分あるので、この個体がもしそうであれば興味深い。



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