Juvenile Red-necked Stint
Calidris ruficollis

トウネン幼鳥 三重県三雲町 2001年9月
(撮影:小山慎司)

よく見るとトウネン幼なのだが・・・顔の感じが何となく変、白っぽい眉班が妙にはっきりしている。雨覆の軸班もわりと濃い目だし・・・。 嘴の形も先端が尖って見えるが何となく歪である。後ろから見たときには脚もかなり細く見えたが横から見るとそうでもない・・・。
筆者も同時に観察していたのだが、もしこれで背中のV班がもっと明瞭で、より脚が長く見えればヨーロッパトウネンとかなり迷ったかもしれない。こういう変なパターンのトウネンは複数個体が同時に見られることも少なくないが、この時も他に何羽かニシトウネン的特徴を一部持ったトウネンがいた。

こういうのはヨーロッパトウネン(=Little Stint:リトルスティント)もどきの「似とるスティント」と言っていいだろう(内輪ネタ)。 



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