Moulting 1st-summer(?) : Sanderling Calidris alba
ミユビシギ 第1回夏羽へ換羽中? 茨城県波崎町 2006年5月
 (撮影:Y.U.)

この個体は雨覆・3列風切に褐色味が強いことから、おそらく褪色した幼羽が残っていると思われ、つまり第1回冬羽〜第1回夏羽への換羽途中ではないかという気がする(確証なし)。
肩羽は夏羽だが赤味が少なく、頭部の班が非常にはっきりしていて帽子状に見えるため、一瞬別の種のような印象を受けてしまう。この個体は単独で出現したこともあって、未記録種のヒレアシトウネンでは?とごく一部の間で騒がれたが、翌日撮影者が改めて画像を精査するとミユビシギであったとのこと。
今回に限らずミユビシギのバリエーションは日ごろ見慣れないこともあって「正体不明シギ」とされてしまう事が結構多く、もっと注目していくべきだろう。
(@stint)



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