Juvenile Spoon-billed Sandpiper
Eurynorhynchus pygmaeus
ヘラシギ 幼鳥 三重県 2010年9月
Nikon D300s + Nikkor ED500mmF4P (撮影:'@stint'N.K.)
比較的、羽衣が摩耗しておらず美しい幼鳥。
本州に限って言えば、渡りのヘラシギは数時間〜2、3日以内で渡去する短期滞在のことが多い(長期滞在はごく稀)。この個体も例にもれず偶然に発見されてから、たった約20分強の短時間の滞在だった。推測するに本州の海岸は本種の中継地のうちメインの「補給地」ではなく、各地でそうやって人知れず通過している個体はもっといるのだろう。(大規模な干潟のある九州などではまた事情が違うかもしれないが)。とはいえ、総個体数が激減しているのでもはやそうそう出会える鳥ではなくなってしまった。
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