Moulting to non-breeding plumage Temminck's Stint 
Calidris temminckii
オジロトウネン (磨耗した夏羽〜冬羽への換羽中)  
三重県 2009年8月
Nikkor ED500mm F4P + Nikon D300 (撮影:"@stint"N.K.)


肩羽と頭部には冬羽が多く現れている。雨覆は摩耗した夏羽が多く残っている。3列風切は多くが抜け落ちている。

オジロトウネンの換羽中の個体は一見トウネンの変な個体に思えることもあるが、頭部の眉班が無く喉から胸にかけて一様に灰色が強くなる点で、トウネンの換羽中の個体とは第一印象が異なることが多いので、トウネンの換羽中の個体を見慣れていれば間違うことはあまり無いと思う。

ちなみに小型シギの脚の色は、藻類の付着と乾燥が繰り返されることで根元まで緑黄色になってしまうことが多々あるので、羽衣をよく見ずに脚の色のみで判断しようとして、換羽中のトウネンを本種と思いこんでしまう場合も考えられるので注意が必要です。




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