Juvenile : Western Sandpiper
Calidris mauri
ヒメハマシギ幼鳥  千葉県船橋市 2009年9月
 Nikon D300 + Nikkor ED500mmF4P(撮影:'@stint'N.K)

久しぶりに関東に現れた典型的な幼羽個体。
嘴はトウネンより若干長い程度。しかし基部がより太くがっちりとしていて明らかに顔の印象が異なっている。そのためトウネンの大きな群れに混じっていたが、識別するのは比較的簡単だった。
この個体は肩羽下列の「碇型」が非常に明瞭で、見た時に感激した。その他の部分の模様はトウネン幼羽に似るが、雨覆は典型的なトウネン幼羽よりも淡色の羽縁がやや明瞭だった。
またこの個体は蹼が比較的大きくはっきりと見えている。
(下に続く)

 
 


(トウネンとの体型の比較)
トウネンよりも胴体が短く、全体に寸胴に見える。
特に3列風切からの初列風切・尾羽の突出長さが全体的に短いことがよくわかる。
脚はトウネンよりやや長い。



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