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L34-36cm Endemic in Amami-Oshima and some islands.
【分布】
日本固有種。奄美諸島で留鳥。営巣期は4〜5月。
奄美大島、加計呂麻島、徳之島が主要の棲息地で、他に喜界島、請島、沖永良部島、与論島、沖縄本島、渡嘉敷島、久米島、伊平屋島、阿嘉島など。沖縄県内での繁殖記録は無い。
環境省レッドリスト(2012)絶滅危惧U類(VU)。
【環境】
山林に棲息し、夜間はは道路や畑にも出てくる。
【印象】
・ヤマシギに酷似するが、全体にやや暗色。
・春は眼の周囲に裸出部のある個体が多い。
・頭頂の黒い班は最前列が細い。
・ヤマシギより脚が太く長い。
・ヤマシギよりも翼が短く、飛翔力が少ない。
・木の枝にも止まる。驚くと樹上に舞い上がる。
(以下作成中)
【鳴き声】
ジェッ、ゲェーッ
【類似種】 ※種名クリックで各種のページへリンク
■要注意: ■ヤマシギ
【雑学】
・個体数は3000〜15000と推測されている。(2012, BirdLifeInternational) 沖縄県指定天然記念物。奄美大島ではマングースの駆除により個体数が安定傾向にあるが、徳之島では減少傾向。
・過去は奄美大島では狩猟鳥であるヤマシギと区別されず捕獲されていたため、現在は条例によりヤマシギ類の捕獲が禁止されている。
・3月ごろ、地上や樹上で鳴きながら翼を持ち上げる求愛ディスプレイを行うという。ヤマシギの様なディスプレイフライトは行わない。
・夜間、林道を車で走ると道の真ん中でじっとしていることがあり、轢きそうになる。奄美へ見に行く人は十分気をつけましょう。
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