Limosa lapponica baueri オオソリハシシギ 夏羽（雄） ※亜種オオソリハシシギ 大阪府 2007年4月 Nikon D200 + Nikkor ED500mmF4P (撮影：@stint） シギの中では雌雄の判別がし易い種で、夏羽では雄は頭部から腹部にかけてが赤くなる。また雄の方が嘴が比較的短く、体が少し小さい。 嘴が上向きに反っているのが特徴で、これを上手く使って泥中の奥深くまで突込み餌を引きずり出す。雄の嘴の短い個体では状態によってはあまり反っていないように見えることもある。 翼上面にはオグロシギのような太い白帯は出ない。日本に渡来する亜種は翼下面には細かい模様が入る。英名の通り、尾の模様は細い縞状になっている。これらのポイントを見ればオグロシギやアメリカオグロシギとは明確に識別できる。
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