Calidris minuta ヨーロッパトウネン(ニシトウネン)磨耗・褪色した幼羽 鹿児島県奄美大島 2004年9月 (撮影:所崎聡) 一見して黒っぽい個体で一瞬?マークのつきそうな個体だが、時期と羽の磨耗の状態や、頭部のパターン等から判断して、赤味の全く無い幼羽と思われる。9月の時期にしては褪色が激しいようにも思えるが、たまにこのような赤味のない幼鳥個体が各地で見られることがあるのは確かである。褪色のスピードは紫外線の量などによって変化するし、体色の赤味は食物などによっても影響されると思われるので、興味深いところだ。 ヨーロッパトウネンの赤味の強い個体や、トウネンのヨーロッパトウネン似の個体と比べてみると面白い。 |
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