Calidris acuminata ウズラシギ 摩耗した夏羽 京都府 2013年8月 (撮影:"@stint"N.K.) 夏羽の磨耗が進んでいる個体。 ウズラシギ夏羽の末期に至るまでの特徴として、胸〜腹部にかけての<型班が挙げられる。 夏羽末期個体が外見上類似するアメリカウズラシギ、およびコシジロウズラシギ(大きさは異なるが)では-型の班のみであり、ウズラシギでは冬羽への換羽により班が少なくなるまで<型が長期間確認できる場合が多いと考えられる。(こちらの個体も参照) したがって夏羽末期で胸〜腹に-班のみが多く残っていて<型班が確認できない「ウズラシギ」の場合は、逆にウズラシギではない可能性の選択肢も想定する必要が生じる。 同じ場所にいたヒバリシギ幼羽とツーショットで。野外観察では脚が黄色で雰囲気が似た両種だが大きさや脚の形状はかなり違う。 |
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