Jack Snipe  Lymnocryptes minimus
 コシギ (Koshigi)
 
 
  


L17-19cm   V

【分布】
シベリア北部からヨーロッパ北部にかけて広く繁殖する。
日本ではごく少ない旅鳥または冬鳥とされ、頻度的には迷鳥に近い。しかし発見が困難のため棲息状況は不明。
近年の記録は南西諸島が多いが、九州や関東でも記録や目撃例がある。

【環境】
湿地、水田、水路などで、下草の多い場所。

【印象】
・タシギに似るが小さい。(ハマシギ大)
・タシギよりも嘴が短く、基部が太い形状。
・眉班が後方で2本に分岐する。
・肩羽の羽縁で背面に淡褐色のストライプが明瞭。
・他のジシギと異なり、背面に緑色の光沢部分がある。
・移動時、採餌時は脚を屈伸させ身体を上下させる動きをする。
・行動範囲が狭く、警戒すると硬直し動かなくなる。そのため発見が困難。
(以下作成中)

【鳴き声】

【類似種】 
※種名クリックで各種のページへリンク
 ●やや注意: ●タシギ ●ハリオシギ 

【雑学】
・日本では記録が少なく、多くのジシギファンの憧れの鳥。驚いても簡単に飛ばない習性のため、棲息していても発見できないのではと思われる。近年の記録はたまたまオープンな環境で発見されたものが殆ど。ヨーロッパでは繁殖地でディスプレイフライトを見るか、湿地を歩き回って足元から飛んだのを見る事が通常だという。
・1属1種でコシギ属を構成する。


   
 コシギ画像集  more images

成鳥 Adult

October 2007, Okinawa Is. Okinawa Pref.

 
 




 
 
  


Home > Species index > Jack Snipe